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このところ、イチゴ業界は新種の開発ラッシュである。2000年に佐賀県の「さがほのか」と奈良県の「アスカルビー」、02年に福岡県の「あまおう」と静岡県の「紅ほっぺ」、03年に「ひのしずく」が…いったいどれだけ出てくるんだろうと不思議に思っていたところ、先日、ある雑誌で、「イチゴには寿命がある」という記事を読んだ。
 
その記事によると、イチゴは寿命がくると品種が劣化するため、20年サイクルで新しい品種と交配する必要が出てくるのだという。ちなみに、今、シェアのトップを誇る「とちおとめ」は96年に開発された品種で、すでに峠を越しているのだそうだ。
 
というと、そろそろ「とちおとめ」にも寿命がきているのか? このままいくと、食べられなくなってしまうなんてことも…? 栃木県庁・経営技術課の栃木に聞いてみた。

「品種の特性は、基本的に固定しているので、年月でかわるものではありません。収穫時期が短くなることもないですし、『劣化』ということはないですね。ただ、ひとの好みが徐々にかわってくるというのはあります…。たとえば、これまでAという品種で満足していた消費者が、さらに大きくて甘いものを望むようになると、Aだけでは満足させられなくなり、Bという品種との交配をすることになるんです」
 
なんだ、リンゴや梨のように、やはり味の流行りによる影響なのか。とりあえず「劣化」という心配はないようだが、どんどん新品種が生まれるには、やはりワケがあるようだ。

「リンゴや梨などのように、樹木になる果実と違って、イチゴはどこででも育てやすいんですよ。それに、種からではなく、親株から出るツルで増やす方法(ランナーという)のため、子どもを増やしやすいということもありますね」
 
また、イチゴが他のものと大きく違う点として、栃木さんは「県単位での開発方法」を指摘する。

「イチゴは、県ごとに、農業試験場などで品種改良や開発を行なうんですよ。種屋さんや農家など、民間ではほとんどやらない。だから、イチゴは、県単位での味として、オリジナルブランド化が次々に進んできています」
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